情報社会における関係性について

知性・教育・批評・情報社会批評

僕の投稿を読む人達の中には、僕のことを知っている人はいるのだろうが、僕は彼らのほとんどを何も知らない。彼らが僕を知っている前提で話すのは彼らの都合であって、僕の都合ではない。そこを履き違えてもらっては困る。これはSNSの発達した社会で頻繁に起こりうるコミュニケーションの齟齬だ。

これに対して、「それならSNSをやるな」という反論は成立しない。「SNSで公開された情報を知っている」ことと、「僕を知っている」ことは同義ではない。これを混同して語りかけるのは、常識的に言って非礼極まりない。直接的でなくても、間接的にでもそれを意図して語りかけることも同じことだ。

ある投稿者の投稿に読者がいるとき、「公開された情報を知っている」ことだけでは、「その人を知っている」ことにはならない。投稿者と読者の関係が、それ以上でもそれ以下でもないからだ。このことを無視して、「その人を知っている」ように語りかけることが良くないということだ。