人生について

存在・意味・時間・死生観

人生は自らが歩いた道の痕跡のようなものだ。自らが歩くまで、その道先はまだ開かれていない、常にどん詰まりだ。どん詰まりの先頭に立ちながら、途中で出会い頭に誰かと交錯して、共に歩いたり、邪魔されたりしながら、切り開いて進んでいく。

人生が道の跡である限り、誰のものでもない。それは所有するものではなく、通った痕跡に過ぎない。自分の人生は全て自分のものだと思うと、全てを制御したくなる。途中で誰と会って、誰の邪魔を防ぎ、または排除し、そういったことを全て制御しようとする。それは不可能に近い。